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「思考力・協働力テスト」について

思考力・協働力テスト導入に際して

   東京都市大学等々力中学校は平成22年(2010年)4月の共学部開設以来、入学試験において非連続型テキストの読み取りや実験過程を問う問題、あるいは記述型の解答を要求する問題等、論理的科学的思考力を求める問題を一定の割合で出題してきました。それは、基礎基本の徹底演習による知識の習得の上に、それらを論理的に組み立てていく思考力や図表やグラフをリテラシー(読み解く能力)して正しくアウトプットできる表現力を育成するという本校の教科観に基づくものであります。ですから、本校では理科の授業や「LiP」の授業に典型的に表れているようにワークショップ型の授業や、行事に向けた事前事後学習でのプレゼンテーションなど、多くの機会でいわゆる「アクティブラーニング」と呼ばれるようなリテラシー・プレゼンテーション教育を実践してきたのです。

   ワークショップを取り入れたリテラシー・プレゼンテーション型の活動の必要性は近年特に注目されるようになってきました。とりわけ2020年から実施される大学入試選抜の改革は、知識集約型の教育から思考力・協働力の養成を旨とする教育へ、大きく方向を転換していこうとする意志の表れと言えるでしょう。こうした近年の教育行政の流れは私たちが取り組んできた指導の正当性を裏付けるものであると考えております。そして、今後一層研鑽を積みさらに充実した内容にしていくことで、来るべき大学入試改革への対応という現実的要請にも応えてまいる所存です。


   こうした背景の中で本校は、従来の4教科型の入試の他に「思考力・協働力」型の選抜試験を平成29年度入試から取り入れることにいたしました。

   ここで「協働力」といったところは重要な観点です。現代社会が抱えている問題はどれも解決への道程は困難なものばかりです。そこで重要になってくる資質は「協働力」です。チームを作ってそこで真剣な議論を闘わせることによってこそ問題の所在や解決の糸口が見えてくるものです。真剣な議論を通じて相手を理解し多様なものを認め合うという資質も習得することができます。チームのために自分を一層高めなければいけないという意識も生まれてくるでしょう。優秀で多様な個性がお互いに認め合い、刺激し合い、さらなる「高み」に向かって努力していくことで、新しい知の展開が期待できるということです。そういう「知」の集団のリーダー、あるいは良き形成者となってほしいという思いから「思考力・協働力テスト」をスタートさせます。


   本校が始める「思考力・協働力テスト」は「T」と「U」の2種類のテストで構成されます。テストTでは、個人ワークをもとに数名のグループに分かれ、討議を行います。討議では、与えられた資料を協働して読み解く力や、自分の意見を進んで発表しようとする積極性、一つの意見に対して肯定否定両面から考察できる批評力、最終的な結果を導こうとする協調性などを、複数の採点者が見てチェックし、最終的に提出された受験生個人の解答用紙の解答と合わせて点数化します。

   テストUは論述テストです。論述テストでは特別な知識や予備知識などは不要です。与えられたテーマに真摯に向き合って、具体性に留意しながら素直な心情を解答用紙に記してほしいと思っています。

   都市大等々力は、毎日の反復と継続によって習得される基本的な知識の積み重ねの上に、その知識を使える能力を養います。さらに大切なことは、能力以上に知識を獲得しようとする意欲、獲得した知識を使って問題を解決しようとする意欲、自分だけが知識を増やせばいいというのではなくみんなで高め合って問題の解決に向かおうとする意欲、そんな意欲旺盛な受験生を歓迎します。「思考力・協働力テスト」もそういう意欲に満ちた受験生に集まっていただけることを期待しています。