TTN Vol.18
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6 都市大等々力の社会科では、単に知識を習得することを目標とせず、学習した知識などをもとに、「どう考え」「どう表現するのか」を重視しています。こうした力を育成するため、単元ごとにトピックを設定し、特に自国文化に誇りの持てる授業を展開しています。中学2年生の自己発見と共生の旅で訪れる福島県。震災被害についてや、代々会津藩士を育ててきた「什の掟」について社会科の授業においても取り上げ、「日本」および「日本人」について考えます。中学3年生の「平和と命の旅」では、「特攻」「公害」「原爆」を大きなテーマとし、中学3年間の社会科学習の成果を発揮する場としています。こうしたテーマ学習を基本とする授業においては、ジグソー法などの手法により、様々な立場の意見を踏まえて自分の考えを持つことを目標に、アクティブラーニング形式の授業も取り入れています。アクティブラーニング形式の授業において、iPadなどのICT機器が果たす役割も大きいです。お互いの意見や成果をオンタイムで交換し合い、時にはクラス全体で共有することができる環境は、社会科にとって不可欠です。日本や世界について、我々が生活している日本で学ぶ意義を考えながら、整った環境のもと、アクティブに学んでいます。「日本人」として自国の文化や歴史について深く学び、他者との対話の中で学ぶこと。本校の社会科では、知識だけによらず、様々な立場の意見を踏まえ、自分の考えを持つことを目標にしています。ICTやアクティブラーニングの手法を活用しながら、主体的に学ぶ姿勢を重視しています。【社会】授業特集!五島慶太先生を学ぶ会4月27日(土)に本校体育館にて、中学1年生・高校1年生の新入生を対象とした「五島慶太先生を学ぶ会」が行われました。原田校長先生より五島慶太先生についてのお話がありました。五島先生は、現在、221社・8法人にもなる東急グループの創設者です。事業だけを拡大したのではなく、五島美術館や旧五島プラネタリウムなど、文化事業への取り組みも盛んに行っていました。その一環として、学校法人が設立され、私たち、等々力中高の生徒はここに集うことができたのです。嘉納治五郎先生の「なぁに」の精神「“なぁに”という精神が一番必要だ、どんなことにぶっかっても、“なぁに、このくらいのこと”というように始終考えろ。」五島先生は、東京高等師範学校時代の恩師である嘉納治五郎先生のこの教えを胸に、数々の困難を乗り越えられてきました。「熱誠」の心構えで五島先生は、「体力があって、熱と誠があればかならず成功する」ともお話しされていました。創立者の熱誠をもって、困難を前にたじろがない強い心をもつこの姿勢を忘れずに、今後の学校生活を歩んで行きましょう。

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