TTN no.20
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留学生インタビュー2019年度、現高校2年生から5名の生徒がGL留学に参加しました。様々な壁にぶつかりながらも生き生きと生活している生徒たち。帰国した生徒たちの中から2名の生の声をお届けします。CANADAAUSTRALIA留学をしてよかったこと10ヶ月間日本を離れてみて私は日本の家族や友達、環境への有難さを改めて痛感しました。これは、日本にいていつも通りの生活をしていたら絶対に気づけなかったと思います。とても濃い10ヶ月間でした。留学していて「大変だな、辛いな」と思ったこと英語で自分の心情を思った通りに説明することには想像以上に苦戦しました。またはじめの3ヶ月間は、日本での生活と比べたり、日本の友達の楽しそうな写真を見る度に帰国したくてたまりませんでした。留学をして分かった日本との違い「文化・風習など」初めての数学のテストでクラスメイトが一斉に電卓を使い始めたことが私はカナダで1番衝撃でした。日本でそんなことをしたらカンニング。いくらカナダでもテスト中に電卓を使うことに対してはものすごく罪悪感がありました。留学する前にやっておくべきだなと思ったこともっと外国人と英語を話す練習をしておけばよかったです。当然、現地で日本語が話せる人はすぐ近くにいません。助け舟を出してくれる人もいません。焦らずに会話ができるように慣れておくべきだったように感じます。留学中に1番頑張ったことカナダでの時間を存分に楽しもうと積極的にクラブ活動などに参加し、友達作りに力を入れていました。正直、ここまで仲のいい友達をカナダで作れるとは思っていませんでした。友達がいたからこその素敵な10ヶ月間でした。留学をしてよかったこと英語の上達だけでなく、私生活でも貴重な経験を積めたことです。日本の部活と同じチアリーディングチームでの活動を考え、町のクラブチームに所属しました。日本から来た私をチーム全体で受け入れてくれた素晴らしい仲間とオーストラリア全地域から集まる大会に出場したことは留学中の宝物です。夏休みにクルーズでパプアニューギニアに行ったのも素晴らしい思い出です。また、学校では、バリスタやビジネス経営など日本ではないカリキュラムを学べました。留学していて「大変だな、辛いな」と思ったことホストファミリーに遠慮してしまって自分の気持ちを素直に言えずためてしまっていたことです。でも、自分が悩んでいた時に心配をしてくれて、1人で抱え込むよりも素直に向き合うことが大切だということを学びました。留学をして分かった日本との違い「文化・風習など」オーストラリアは南半球に位置する国なので日本では体験できない夏のクリスマスは印象的でした。クリスマスに花火を見たり、海でもクリスマスイベントとしてサンタがキャンディーをくばっていたりしました。また、オーストラリアにはたくさんのきれいなビーチがあり、休日はホストファミリーや友達とたくさん泳いで日焼けしたのもオーストラリアならではのことだと思います。留学する前にやっておくべきだなと思ったこと英語の勉強も大事ですが、日本について、自分自身についても理解を深めるのが大切だと思います。オーストラリアで自分がどういうものに興味があるのかなどをきちんと話せると会話も広がるし「日本ではどうなの?」と聞かれる場面も多くありました。また自分がどうして留学に行きたいか、明確な目標があると、留学前そして留学最中のモチベーションにもつながると思います。留学中に1番頑張ったこと友達を作ることに一番力を入れました。最初は一人殻に閉じこもっていましたが、積極的に声をかけたことにより心を開ける友達が増え、充実した楽しい日々を過ごすことができました。もともと高校1年生を1年間受講する予定でしたが、仲間と一緒に進級したいと思い、勉強も頑張り、高校2年生に進級することができました。07

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