等々力中学PDF_web用
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SCHOOL GUIDE 202613 校内プログラムWinged Wordsイングリッシュ・サマースクールイギリスの名門パブリックスクール「ラグビー校」との二校間交流二校間交流の 主な内容※ 高校卒業から大学入学までの期間のこと。英語圏の大学の中には秋入学により、このギャップイヤーを設定し、ボランティアや留学などを体験をすることがすすめられています。帰国生プレゼン大会グローバル・スタディーズ・プログラム海外大学進学セミナーイングリッシュサロンパブリックスクールの中でも名門といわれています。イギリスではパブ① ギャップイヤー※生(ラグビー校卒業生)の受け入れ② ラグビー校サマーコースへの参加(P.12参照)本校には、英語圏だけでなく、中国やシンガポールなど様々な国での生活経験を持つ帰国生が毎年入学しています。彼らが、自分が滞在していた国についてのプレゼンテーションを学年全体の前で行います。発表言語は、日本語または滞在国の言語を選ぶことができ、パワーポイント等の資料を使って、自身の国際経験を共有します。5〜6名の本校生徒に対して、1名の海外留学生がつき、英語でのディスカッションを重ねていくプログラムです。単なる語学力にとどまらず、「グローバル時代を生き抜く力」や国際的な課題への意識を育てることを目的としています。欧米を中心に、アジア・中東など幅広い地域の海外大学進学について説明するセミナーを実施しています。各国の教育制度の特徴や、入学に必要な条件、奨学金制度など、進学希望者に役立つ実践的な情報を紹介します。平日の放課後(16:00〜17:00)にネイティブの教員や留学生と対面で自由に英会話ができる「English Salon(イングリッシュサロン)」を開放しています。毎日気軽に利用することで日常的な英会話の交流が体験でき、英語力の保持・向上が可能です。グローバル化が進み、刻一刻と変化する社会の中で求められるのは、コミュニケーション能力や異文化対応能力です。本校ではそれらを養うため、海外留学、海外研修、そして校内での多様なプログラムを用意しています。高校1年生のGLクラスでは、海外のパートナー校と連携し、ICTを活用して、SDGsなどの地球規模の課題に取り組むプロジェクト型の学習を行っています。この授業では、異なる文化的背景を持つ同世代の生徒たちと英語で議論し、主体的・対話的・協働的に学び合います。そして、学習の成果として、世界に向けて発信する「メッセージ」を共同で制作します。最終的な目標は、国境や時代を越えて、自分たちの生き方の指針となるようなキーフレーズ「Winged Words(翼を持った言葉)」を作り出すことです。急速にグローバル化が進む現代の国際社会においては、世界に開かれた広い視野を持ち、多様な人々と協力しながら、自ら課題を設定し、新たな価値を創造する力が求められています。この学びを通じて、生徒たちは「正解のない問題」に向き合い、対話や協働を通じて解決策を見出す力――すなわち、21世紀を生き抜くための力を育んでいます。この取り組みの集大成として、生徒たちはユネスコスクール全国大会で成果を発表します。レベル別の英語レッスンを通じて、英語コミュニケーション能力の向上を目指すプログラムです。1クラス10〜15名程度で構成され、外国人の英語教員1名と海外からの留学生1人がつき、1人ひとりの学習をサポートします。本校が提携を結ぶ「ラグビー校」が開校したのは1567年。イギリスのリックスクールは最高峰の中等教育機関。日本で本格的な交流関係を結んでいる学校はほとんど存在しません。この名門校との交流は、国際教育活動において大きな意義があります。

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