東京都市大学 等々力中学校・高等学校

等々力マーク

各教科の教科観

View of subjects in each subject
  • 国語科

    読書へのアニマシオンから
    クリティカルリーディングへ

     主述の関係や呼応関係・文の構造とその役割など、読解に必要な要素を身に付けて論理関係を追いながら文章の読解を進めます。読解と表現とは一体という考えに基づき、授業では自由記述を多く課していきます。同時に、小説や古典では、その作品の世界観を理解し把握することによって、豊かな感性と表現力を磨き、真の国語力を育成します。
     

  • noblesse oblige
    数学科

    基礎基本の徹底演習と
    数学リテラシーの深化を目指して

     数学は、世界の事象を数式で表し、正確に伝達し、それを読み取ることで論理的な思考を磨く学問だと考えています。したがって、まず何より文字を含む数式の計算能力を徹底的に鍛え抜きます。その上で、生徒が不得意とする関数の分野を丁寧に教え、入試で高得点を狙います。また、考えることを深化させる意味でも、生徒による模擬授業を適宜実施します。

  • noblesse oblige
    英語科

    多読・速読から
    熟考型英文解釈能力の育成

     急速にグローバル化が進む現代、英会話力を始めとした「実践」的な英語力が求められています。またそれと同時に、英文法を始めとした「基礎」を徹底的に身に付けることの重要性も、また見直されています。本校は、「基礎と実践は両立させねばならぬ」と考えている点において、ほかに譲りません。そして、基礎と実践をつなぐカギは、「音読」を中心とした読解力の養成にあると考え、徹底的な音読トレーニングを積むことで、「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能を、それぞれ実践的なレベルにまで昇華させます。

  • noblesse oblige
    理科

    PISA型授業の展開で
    理科に強い生徒を育成

     自然を愛し、自然に興味・関心を持ち、そこから何かを学ぼうとする姿勢(探求する姿勢)を大切にします。そのために、授業だけでなく課外活動や長期休暇中にもさまざまな理数系プロジェクトを用意し、多くの実体験(実験・観察)を通して知的好奇心を刺激します。また、実験→結果の発表→議論(意見の交換)を繰り返し行い、科学に関する知識や理解を深めるだけではなく、いわゆる「PISA型」の能力である、科学的な思考力やリテラシー能力・プレゼンテーション能力をも養います。

  • noblesse oblige
    社会科

    「詰め込み」とプロジェクト・
    ベイスドの両輪で入試対策

     歴史や文化、現代社会が抱える問題を科学的に分析・考察する力を育成し、適切な自己判断能力を持つリーダーとしての資質を育成します。一般的に社会科は、暗記にこだわり興味・関心を失ってしまうケースが多くみられます。物事の因果関係について、深く探求する授業構成を行い、各自が「智恵」を蓄積できるよう、ノートの作成法にもこだわります。授業ノートを読み返しただけで、国公立2次入試対策は万全な形にします。

  • noblesse oblige
    体育科

    ノブレス・オブリージュの
    基本教科の自覚のもとに

     国際化・多様化する競争社会において活躍できる強靭な身体と精神の育成を基本としながら、思春期における「こころ」と「からだ」のバランスに配慮して理論と実践の指導を徹底します。授業ではグループワークを取り入れ、個人の考えを集団の中で反映させ、共通理解を深めて活動を行うほか、他のグループと競い合う中で競争心や感動する心を養い、互助やフェアな精神を重んじ公正で品格のあるリーダーの資質を磨くことを常に念頭において指導に当たります。

  • noblesse oblige
    家庭科

    「生きる力」を育む授業
     

    「生きる力」を育む授業

     家庭科は、意欲的に生きるための基盤となる教科です。ですから、教科書の内容のみならず、今社会や家庭で起きている様々な問題をキーワードにして授業を展開していきます。また、授業の内容をより深めるために体験学習を積極的に行います。それらの授業を通して、各自の課題を発見し、自分の意見を持ち、他人の意見に耳を傾けることで自らの生活を積極的に作り上げ、自律した人生の礎を築いてほしいと考えています。

  • noblesse oblige
    芸術科

    建学の祖・五島慶太翁の
    遺志を宿す本校の芸術教科

     本校の芸術教科は創立者・五島慶太翁の「漢籍の名筆に触れ音楽や美術に依って品位・風格を高尚にする」という教育理念の正統な継承という自負に基づいて教育に当たります。豊かな感性と創造力を涵養する「人間教育」の実践的教科という基本コンセプトのもと、発達段階に応じて自立した「目」「耳」を育て、芸術的可能性の伸長を図っていきます。五島美術館などの東急グループの文化事業とも連携しながら、芸術の鑑賞を深め、発表の機会を多く持っていきます。