東京都市大学 等々力中学校・高等学校

等々力マーク

ICT教育

第4回等々力ICTフェアの動画 (最新:2023年6月24日開催)

普段のICT授業の様子や在学生インタビューをご覧いただけます。
在学生と教員から受験生への一言もございます。

情報の共有から反転学習まで。 更に活用の幅が広がる
等々力のICT教育

本校のICTを活用した教育は、主要教科にとどまらずに、実技教科や部活動、行事にまで活用の幅が広がっています。
2020年度からは、授業動画を活用した反転学習を本格的に取り入れる教科もあり、ICTを活用した教育は更に進化をしていきます。

部活動におけるICT活用

生徒たちが1人1台のiPadを持っていることで、授業だけでなく部活動でも活用が進んでいます。特に2020年度は休校やオンデマンド授業期間などなかなか学校で部活動が実施できない状況がありましたが、それでもICTを活用してチームの結束を強める活動が実施されました。

  • 女子バスケットボール部では、登校ができない期間も自主トレで走った成果を共有し合って、部活動全体で東京から鹿児島まで走破することに成功しました!

  • サッカー部では、登校ができない期間も毎朝オンライン自主トレを実施しました。

  • バトン部では、高2引退公演に来場できなかった保護者向けに、動画配信を行いました。

実技教科におけるICT活用

実技教科においてもICTの活用が進んでいます。芸術科の書写・書道においては、自身の作品の記録を行ったり、ロイロノートの提出箱機能を用いて生徒同士の作品鑑賞まで実施しています。生徒からの質問や作品添削まで行えるため、生徒のやる気向上にもつながっています。

ロイロノートに提出された生徒の作品

等々力の情報授業

等々力の情報の授業で、昨年度より導入されたのが「Life is Tech Lesson」。
このツールはオンライン上でプログラミングの学習が行えるもので、生徒それぞれの学習ペースで進めることができます。今回はHTMLとCSSを勉強しWebページ制作を実施。授業の最後では作成したWebページの発表会&鑑賞会を実施し、大いに盛り上がりました。この他にも等々力のプログラミング教育では、レゴ® マインドストーム® を用いたロボットプログラミングを実施しています。

  • 生徒一人ひとりのペースでプログラミングを進めていきます。

  • 発表会の様子。CLACルームを最大限活用し同時にプレゼンを行います。

  • ロボットプログラミングの様子。レゴロボットとiPadをペアリングし、プログラミングを行います。

iPadを活用した「反転授業」

中学生の歴史の授業では授業動画やロイロノートを最大限に活用して「反転授業」を実施し、「深い学び」を目指しています。授業がどのような流れで実施され、iPadがどのように活用されているかご紹介します!

    • 予習

    • YouTube で「授業動画」を視聴

      YouTube限定公開で配信された授業動画を事前に視聴して、予習ノートを写真でロイロノートに提出します。

    • 予習確認

    • レディネステスト

      単元最初には、ロイロノートのテストカードを活用したレディネステスト〈予習確認テスト〉を実施します。

    • 授業

    • 「単元の問い」へのアプローチ

      単元のまとめを実施したり、授業動画中で発問された「単元の問い」へのアプローチをし、問いへの解答を記入・相互評価します。

    • 自己・
      相互評価

    • ルーブリック評価の実施と提出

      単元の最後には自身の取り組み姿勢をルーブリック評価で自己評価し、それをクラスメイトや担当の教員にも他者評価してもらい、評価シートをロイロノートで提出します。

  • 「授業動画」作り手の工夫教員

    • 生徒の集中力が続く10 〜20分の動画にする
    • 動画で使用したスライドはPDFでも生徒に送る
    • 動画を挿入したり、視覚教材の良さを生かす
    • おまけをつけたり、楽しく見れるように工夫する
  • 「授業動画」受け手の工夫生徒

    • 空欄補充のプリント等は、先に全て空欄を埋めてから動画を見て、説明のメモを取ることに集中する
    • わかりにくい、難しいところは、1回通して動画を見たあと、少しずつ停止しながらゆっくり理解していく